CROSS
INTERVIEW

クロスインタビュー

お互いに学び合える環境が、 成長を加速させる

初めて一緒になった現場と、当時の思い出を教えてください。

K.Nさん

Y君と最初に一緒になったのは、診療所の建設現場だったね。当時、私は工事長を担当していて、Y君は配属されたばかり。5~6月頃で雨も多かったので、「カッパや作業靴は準備できているかな」と気になっていました。私自身、新入社員の頃に雨で濡れて風邪をひいた経験があったので、まずは安全に働ける環境が大事だと思っていたんです。

T.Yさん

覚えています。案の定、私は作業靴を持っていなくて革靴で行ってしまったんですよね。当時、現場がかなりぬかるんでいて、Nさんがすぐに靴カバーを用意してくれましたね。

K.Nさん

それで、「次はカッパも必要だな」って話になったよね(笑)。

T.Yさん

はい(笑)。でも、結果的にその会話のおかげで現場に馴染みやすくなりました。入社1カ月ほどで不安も大きかったのですが、Nさんが気さくに接してくれたことで、かなり安心できました。

K.Nさん

最初はどう接するのがいいのか悩みましたよ。年齢も離れているしね。でも、まずは話しやすい雰囲気をつくることが大事だと思ったんです。現場では、わからないことを遠慮して聞けないまま進めるのが一番危ないので、「困ったら何でも聞いていいよ」という空気は意識していました。

技術や考え方を伝える際に意識していることは?

K.Nさん

技術面では、仕様書に基づいた正しい知識をきちんと伝えることを大事にしています。たとえば「これは共通仕様書のこの部分だよ」と、細かく教えていましたね。毎日、翌日の指示を書いて渡すなど、まるで手紙を書いているような感覚でした(笑)。

T.Yさん

本当に細かく教えていただきました。毎日の指示書を見ながら仕事を覚えて、分からないところは電話で確認していました。初めての現場だったので、指示書の存在は本当に大きかったです。

K.Nさん

その中でも、よく伝えていたのが「自分の家だと思って仕事をしなさい」ということですね。もし自分の家だったら「この施工で本当に安心できるか」「気になる部分はないか」と、細かいところまで目が向くはずです。施工管理として、とても大事な感覚だと思っています。

T.Yさん

その言葉は、今でも強く印象に残っています。だからこそ、気になる部分があれば職人さんにもきちんと伝えて、「ここは直してください」とお願いするようにしています。今の自分の仕事の基準になっていますね。

K.Nさん

それはよかった!現場経験や技術だけでなく、仕事への向き合い方までしっかりと伝わっているのは、本当に嬉しいことです。

一緒に働く中で、お互いに「すごいな」と感じた部分は?

T.Yさん

Nさんは、キャリアを重ねてもずっと勉強されているんです。休日に研修へ参加されることも多く、「ここまで学び続けられるんだ」と刺激を受けました。経験が豊富なのに、学び続ける姿勢が本当にすごいなと思います。

K.Nさん

でも、私もY君の姿勢には感心していました。たとえば、わからないことをそのままにせず、きちんと聞けるところ。吸収しようという姿勢が強く、成長も早いなと感じていました。

T.Yさん

あと、Nさんは本当に小さなことでも褒めてくれますよね。資料を工夫した時も、「分かりやすくなったね」と声をかけていただいて。それが自信につながりました。

K.Nさん

写真や矢印の使い方が上手で、本当に見やすかったからね。「自分より分かりやすいな」と思うこともありました(笑)。

T.Yさん

ありがとうございます。「どうしたら伝わりやすいかな」と考えながら作っていたので、そう言っていただけるのは嬉しいです!

K.Nさん

Y君をはじめ、今の若い世代はICTやデジタル機器の扱いが上手だなと思います。私が使い方に悩んでいると、「違います、こうです」と教えてもらうこともあって(笑)。こちらは現場経験を伝え、若手からは新しい技術を学ぶ。そうやって学び合える関係は、とても良いことだと思います。

これから入社する方へ、日本土建の魅力を教えてください。

T.Yさん

入社前は、「上司とうまくコミュニケーションが取れるかな」と不安もありました。でも実際に働いてみると、本当に優しい方が多いんです。分からないことがあった時に「聞きづらい雰囲気」がなく、安心して仕事に取り組める環境だと思います。

K.Nさん

建設の仕事って、技術だけで成り立つものではないんですよ。職人さんや発注者、協力会社など、現場では本当に多くの人と関わります。だからこそ、普段から積極的にコミュニケーションを取り、話しやすい関係をつくることを大切にしています。

T.Yさん

そういった関係性があるからこそ、現場が終わって、お客様から「ありがとうございました」と言っていただけた時の達成感も大きいですよね。

K.Nさん

建設業界ではICTやDXの導入が進んでおり、これからは若い世代がさらに活躍していく時代になると思います。そうした変化を楽しみながら成長していってほしいですね。

T.Yさん

自分としては、いずれ職人さんへ自信を持って指示を出せる監督になりたいと思っています。Nさんから学んだことを次の後輩たちにもつないでいきたいですね。